ビジネスクラス導入当初
パンアメリカン航空は、通常料金でエコノミークラスに搭乗するビジネス客などへの専用サービスとして、『クリッパークラス』(Clipper Class)と呼ばれる中間クラスを導入した。これが後のビジネスクラスの始まりといわれているが、サービスの内容としては、専用コンパートメントの設置や座席サイズの拡大、機内食の充実などであった。その後、1970年代中半から1980年代にかけて、ブリティッシュ・エアウェイズや日本航空、エールフランス航空やシンガポール航空など世界各国の航空会社も、ビジネスクラスもしくはその原型になる中間クラスをこぞって導入するようになった。ビジネスクラス導入当初のサービスは、エコノミークラスより広い座席サイズやシートピッチ、機内食の充実、手荷物の制限重量を10キロ程拡大するなどが主流であった